カテゴリー[ 開基1080年祭記念事業 ]の記事一覧

3日
5月
2016年
旧本堂 薬師堂 門標建立法要

薬師堂門標 成田山開基1080年祭記念事業の一環である旧本堂薬師堂修復は平成25年に完了しています。工事完了後、修復落慶を記念して薬師堂門前に門標を建立することを発願。この度、高さ約3メートルの門標が完成し建立法要を厳修しました。
石柱の奉納は薬師堂修復工事を施工した株式会社佐藤秀、碑銘は日展常任理事の新井光風先生の揮毫によります。
法要に先立ち橋本照稔貫首、新井光風先生、株式会社の佐藤秀小山恒雄社長、成田山新勝寺責任役員の滝澤尚二総代によって除幕之儀(写真)が執り行われました。

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12日
3月
2016年
平和大塔参道エレベータ新設工事安全祈願大法会

成田山ニュース エレベータ法楽
大本堂西翼殿後方から平和大塔へと続く参道の階段脇にエレベータを新設し、トイレを併設する工事を着工するにあたり、橋本照稔貫首大導師のもと工事の安全祈願大法会を厳修しました。
この工事は、平成30年に迎える成田山開基1080年祭記念事業として、ご信徒の皆さまに快適におまいりいただくためのバリアフリー化、境内施設整備の一環で、本年12月の完成を予定しています。皆さまにはご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどお願い申し上げます。

1日
2月
2016年
国指定重要文化財 額堂 耐震補強工事が最終段階に

成田山では、平成30年に開基1080年祭を迎えるにあたり、左記のとおり記念事業を進めています。

 一、成田山醫王殿建立
 二、旧本堂薬師堂修復
 三、国指定重要文化財額堂耐震補強
 四、大本堂・光輪閣改修
 五、境内施設整備

記念事業の主眼である成田山醫王院建立は、昨年11月に立柱式を終え、工事は順調に進捗。主要な柱はすべて立てられ、作業工程は蟇股や木鼻、手挟みなどの装飾彫刻や屋根部分など、御堂上部の組み立てへと移行しています。

屋根を支える柱を「根接ぎ」で再生

三の額堂耐震補強は、本年5月の完成を目標に工事が進められており、作業は屋根に新しい瓦を葺くなど仕上げの最終段階に入っています。この耐震補強工事には、めずらしい「根接ぎ」の方法が用いられています。工事に携わる株式会社佐藤秀木造建築課大工職の岡田啓さんに耐震補強工事の主な内容と技法について伺いました。

岡田啓さんのお話
今回の工事は、腐るなどして老朽した木材部分の取り替え、屋根の軽量化と鉄骨による耐震補強が主な内容です。まず、雨漏りによって痛んだ「ハネ木」という軒を支える丸太の取り替え。そして、腐食した屋根を支える柱の下部分を「根接ぎ」で再生しました。一般的に、上からや横から合わせる「根接ぎ」がよく用いられますが、額堂では斜めから合わせるめずらしい方法が用いられています。普段から文化財などを見て歩いていますが、ここでしか見たことがありません。古い柱はねじれていたり痩せていたりするので、斜めからの「根接ぎ」では寸法を合わせるのに苦労しました。

①根接ぎ比較写真写真右が今回「根接ぎ」された柱。新旧の柱の接合面が複雑で寸法合わせが難しい。左は以前に同じ方法で修復された額堂内の別の柱

同時に鉄筋による耐震補強を行い、激しい揺れにも耐えうる御堂を目指します。壁のない額堂では、強く揺れると頭が振られてしまいます。石の土台の穴に柱の突起「ダボ」を差し込む古い方法では、大地震によって柱が土台からはずれて倒壊する危険性がありますので固定します。実際、東日本大震災後には5センチほどずれていました。

これまでの屋根は、粘土質の土で高さを調整しながら瓦を葺く「土葺き」でしたが、今回は土を使わない「から葺き」という方法をとります。屋根の歪みもあり、調整にたくさん土が使われていましたので、随分軽くなり耐震性も向上します。

額堂1

御堂などの修復工事は、新築と違って、遺していかなければいけない部分があるので難しいですが、その分やりがいもあります。5月の完成に向けて、作業も最終段階に入りました。もう一度気を引き締めて、最後まで事故のないよう作業に取り組みます。

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